先週に引き続き、この週末も大峰の沢にやってきた。
天候も夏本番のギラギラ太陽が照りつける頃がやってきた。
7月26日金曜日の夜、前泊地へ向けて走る車に同乗しているのは、
ゆぅ☆さん、ルーシーさん、ゆっちさんの沢ガールたち。
国道168号を旭口で曲がり、旭ダムへ向けて走る。
PM11:20 ようやく前泊地に到着すると、そこですでに宴会を始めていたのは、
先週もご一緒させていただいた童子会の皆さん。
山童子さん、なごPさん、こてっちゃん、パパさん、バタヤンさんの5名だ。
我々4人も宴会に参加し、自己紹介もそこそこに、乾杯が始まる・・・・
楽しい話声は深夜2時前頃まで響いていた~
翌朝、7月27日。
入渓準備をしていると、見覚えのある1台の車、gomaさんがやってきた。
深夜大阪の自宅を出発したそうだ。
続いて、やってこられたのは、童子会のう-ちゃん。
これで、合計11名だ。今回も賑やかな沢登りになりそう~
AM6:30には全員準備完了し、まずは車2台を遡行終了地点近くまで回送することに。
旭ノ川は不動木屋谷出合を過ぎると、林道が沢沿いまで降りてくるので、
回送車を利用すれば帰りは楽々。しかし現在、林道は釈迦ヶ岳へ行く道との
分岐を左折し、しばらく走ったところで通行止めとなっているので、
その手前で車をデポとした。
入渓地までもう1台の車に戻り、谷まで降りる。
AM7:20 遡行開始 吊り橋が目印だ。
旭ノ川は、沢登りのルートとして有名な中の川・宇無ノ川、不動小屋谷の
水を集めた沢であり、豊富な水量と雄大な大峰ならではの渓谷美が
楽しめる沢難易度3級の沢なのだ。
見どころ、ポイントは中盤の「二重滝」と「おにぎり岩」。
そして終盤の「長渕」、「引木滝」、「岩の洞門」と沢ガイドなどにはある。
そして、随所に現れるのが両岸が迫ったゴルジュや渕があり、
泳いで突破するのがこの沢の楽しみ方なのだそうだ。
今回は長い時間、水に浸かることが想定されたので
インナーにファイントラックのフラッドラッシュを着て、
その上にモンベルのウェットスーツを装着とした。
沢ガールはさらにフローティングベストも準備していた。
沢に朝日が差し込む。
これぞ、沢の名前の通りの光景だ。
朝日に向かって渕を泳いでいく。
このあたりは大岩が目立ってきた。
行く手を阻む大岩だが、潜っていける箇所もある。
こんな美しい瀞場が次々と現れる。
遡行開始から1時間20分、二重滝が見えてきた。
深い釜を持った1段目の滝は、左壁を登り、
トラバースした後、釜に飛び込んだ。
対岸へ渡るためなのである。
沢ガールたちも次々と釜へと飛び込んでいく。
その後は左岸の岩を這い上がる。
振り返る景色は雄大だ。
幅の広い瀞場。
水面に映りこむ大峰の山。
両岸が狭まった箇所は泳いで突破だ。
3m直瀑 この滝も大きな釜を従えている。
そして、滝の奥に大岩。
なんとも微妙なバランスを保っている。
通称「おにぎり岩」
目を楽しませてくれる景観です。
水際をヘツる。
そして、正面左手で駆け上がる。
沢ガールもロープを頼りにゴボウで登った。
谷を振り返ると、大きな釜の様子がわかる。
さらに目を遠くにやると、谷全体が見渡せる。
谷が大きいのである。明るいのである。
おにぎり岩はこんなにも大きい。
さらに渕が続く。
両岸が迫り、両手を伸ばせば手が届きそうな渕。
でも、意外と水量が少なく、全員なんなく泳いで突破出来た。
対岸へ渡るために飛び込むgomaさん
AM11:00 不動木屋谷を過ぎたあたりで昼食。
泳ぎの連続でいつもの沢登りよりもお腹が空いているようだ。
岩の縞模様が水面に映る。
AM12:05 そしてこの沢のハイライト、50m以上に及ぶ「長渕」の入口が見えてきた。
この先で一気に両岸が迫り、その幅1.5m程になるのである。
でも今日は水量が少ないようなので、
「意外と簡単に突破出来るのではないか」と、山童子さん。
ここは巾が狭く、ちょっと流れがキツイかな・・・
中間地点でちょうど足が着いたので、一旦小休止し、
ここからフローティングロープを流していく。
泳ぎに疲れたらロープに掴まったり、腕力でロープを
伝っていこうというわけだ。
このあたりがもっとも流れが急なところだそうだが、
今日の流れはそれほどでもないよう。
なごPさん曰く、「あと水位が10㎝高ければ、難易度がぐんとあがるよ~」
なんとか50m泳ぎ渡った。これぞ泳ぎ沢の本領である。
次に出現したのが「引木滝」
滝の落差は5mと大きくはないが、その滝の造形と深い釜を取り囲む岩壁が
容易に人を寄せ付けない雰囲気を持っている。
一般攻略ルートは左壁を登り、
トラバースしながら回り込むように向こう側へ降りるのである。
しかし、登り始めにあまり足掛かりがないので、
山童子さんがカムを入れてアブミをセットしてくれた。
さらにハーケンを打ち込み短いピッチで支点を取り、準備完了。
沢ガールたちはプルージックをセットして次々とクライミング開始。
取付きに少々手こずるが、そこを越えていければ
あとはスムーズな動きで全員無事に引木滝を突破だ。
そして引木滝を越えたすぐ目の前に、出現したのが「岩の洞門」
大峰の自然が創り出した芸術品ともいえる見事な岩のアーチ。
ここまで来た者にだけが見ることの出来る素晴らしい景観であった。
時計を見ると、時刻はPM3:00
だいぶ引木滝で時間を費やしたようだ。
この場所から林道へ上がるにはだいぶ高度差があるようなので、
このまま降渓することに。
ということはあの引木滝を降りなければならない・・・
そう、帰りはあの釜にダイビングするのである。
その高さ約7m。沢ガールの見ている手前、躊躇なんてしてられない!!
迷いを捨てて一気に飛び込んだ!!
photo by yutti-san
長渕はちょうどいい具合の流れに楽々下流へと進んでいった。
林道が沢まで降りてきている適当な場所で上り、林道を歩くこと約40分。
デポ車が見えてきた。
前泊地まで戻り、本日の沢登りは無事終了。
今回の沢登りは全面的な童子会の皆さんのバックアップの元、
楽しくもあり、迫力のある光景に感動し、
渕を泳ぎ切った充実感溢れる一日であった。
童子会の皆様、ありがとうございました。
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