ピーカン&パウダーの奥美濃・大日ヶ岳でBCスキー

Tekapo

2014年02月18日 22:25

この日の大日ヶ岳はTHE DAYな一日でした




photo by katsuo-san







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2月半ばにしてようやく今シーズン初の山スキーへ行く機会がやってきた。



2月16日 大日ヶ岳の麓、高鷲スノーパーク駐車場にやってきたのは、

頼れるリーダー・トンカツさん(今シーズンは山スキー)、カツオさん(ボード)、紅一点のほっしゃん(ボード)

そして私の計4人。




仮眠中の車中が次第に明るくなってきた。

昨夜からのドライブ中、車のワイパーは動いていることが多かったので

天気が心配であったが、天気予報では午後から晴れてくるという。

まずは外の様子を確認すると、雲が目立つようだが晴れ間もある。

なかなかいい感じではないか!





急いで支度を済ませ、センターハウスへ。

混雑するボーダーたちの人混みをかき分け、

インフォメーションにてゴンドラ片道チケット購入と登山届を提出。






ゴンドラに乗り込み、あっという間に標高1520mへ引き上げてもらう。

山頂駅にてシール装着、ビーコンチェックを済ませ、

ビンディングをヒールフリーにして、いよいよ今年初の山スキーの始まりだ。

AM8:00 シール登行開始





















先行者のトレースがあり、ありがたく使わせてもらう。

早朝の雪面は雪の状態もよく、シールが良く効く。

標高を稼ぐにつれて、大日ヶ岳の斜面もよく見えてきた。

昨日の降雪と風の影響で斜面のシュプールもほぼリセットされているようだ。















見上げる空は青空。

天気予報を裏切る早くもピーカンの予感。

少しだが霧氷も出来ているようで木々は白く化粧している。

先頭を行く頼れるリーダー トンカツさん












ボードに沢登りと私と同じ道を行く カツオさん













冬は毎週末をスキー場で過ごしているという ほっしゃん













やや雪庇の発達した尾根沿いを登っていく




photo by katsuo-san











山頂まであと少し




photo by katsuo-san













AM8:50 大日ヶ岳到着










北方には霊峰・白山の白く輝く山頂がはっきりと見えていた。





シールを剥がし、滑降の準備を行う。

ヘルメットを被り、地図とGPSにて滑って行く方向を仲間全員とで確認をする。

まずは大日谷を右岸側から落していこう。














滑り出しはやや硬い斜面もあったが、すぐに極上のパウダーに~!!

気持ちいいスプレーが舞い上がっている。

標高差にして120mほど滑り降りてきた。

ここからは天狗山に繋がる尾根にシール登行開始だ。













登り切った尾根から東の方向を見ると昨年も滑った野伏ヶ岳(中央)が良く見える。













この尾根への登り、スキーでのシール登行では深さ30㎝くらいのラッセルであったが、

ボードを担いだスノーシュー組はスキーのトレースの上からでも

さらに20㎝近く沈みこんむという。










スキーの機動力の高さを思い知るのであった。









2本目のドロップイン




photo by katsuo-san












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photo by katsuo-san











photo by katsuo-san












まっさらな雪面に深いシュプールを刻みこんでいく。















ボードもスキーもこなすトンカツさん 上手い













紅一点 ほっしゃん いいスプレーが舞ってるよ~











カツオさん スピードに乗ってます~














カツオさんにいいショットを撮ってもらった














標高1550m辺りまで滑り、谷が深くなる前で再びシールをセットしようと

トンカツさんと言葉を交わしていると・・・




「テカポさん?」





近くにいらっしゃった3人組の方からの突然のコール

この方だった。

昨年、乗鞍岳を滑る際、参考としていたYTさんのブログ。

それ以来、幾度とブログ交流していた仲であった。

そんなYTさんから大日ヶ岳の大日谷はいいよ~って教えてもらっていた。

まさかその大日谷でそのご本人と出会えるなんて、すごい偶然。

お互いお仲間がいたので多くを語ることが出来なかったのが残念だった。







ひるがの尾根への登りの途中、振り返ると先ほど滑ったトレース








自分のトレースを探しては自己満足~!!









ひるがの尾根から叺(かます)谷へ3本目のドロップイン





しかし南面のため日射に晒されだいぶ雪が腐ってきたようだ。

ターンが重い~










前大日から延びる尾根に登り、その尾根の南斜面に4本目のドロップイン

斜度はそれほどではないが、まばらな林間にターンが自由自在~!!













photo by katsuo-san








深いシュプールが刻まれました!!











最後に100mほど登り返し、谷底へ滑りこみながら、

次第に右岸沿いにトラバースを行い、高鷲スノーパークのゲレンデに復帰。

ゲレンデの混雑に都会の雑踏を感じてしまう4人であった。


今回はトンカツさんにコースの先導をしてもらい、ナイスなラインを幾つも教えてもらった。

また偶然のYTさんとの出会い、でもここで出会えるのはある意味予想されていたのかもしれない・・・

グッドコンディションの青空と雪、頼れる仲間との滑り、YTさんとの偶然の出逢い

想い出に残る一日であった。


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