比良・奥の深谷は楽しみ方満載
久しぶりの奥の深谷は、懐かしさと楽しさが一杯だった。
比良・奥の深谷
関西の沢登りを楽しむにあたって、まず外せないというほど楽しみ処一杯の沢だ。
アプローチもよく、短い区間に登り応えのある滝が連続しているので、
初心者でも経験者のサポートのもとで十分に楽しめるのが人気の秘訣なんだろう。
そんなことで、今回はいつもの沢メンバー、ゆずさん、ゴマさん、ゆっちさんに加え、
BCスキー仲間であるトンカツ大王さん、そしてカヌー仲間であるシカちゃんをお誘いしての
総勢6名での沢登りだ。
坊村・明王院手前の林道を車で登り、ほどなく現れる車止めゲート前で駐車。
ここでヘルメット、ハーネスを装着しスタンバイ完了。
photo by sica-chan
天気は時折晴れ間も覗く、梅雨時期としてはまずまずの天気だが、
午後からは雨も降るかも・・・という予報ではあった。
ゲートから林道を30分ほど歩き、牛コバの白滝谷出合から入渓。
手始めに、いい感じのナメ滝が迎えてくれる。
次に現れたのは大きな釜を従えた7m滝。
これは左側を巻いていった。
滑り易いナメ滝。
ゆずさんは果敢に攻めます。
岩溝の奥に落ちる4m滝。
その流れを見ながらすぐ右側を越えていける。
2段8m滝が見えてきた。
1段目は楽々越えていけそうだ。
そして2段目 なんと滝の裏に廻り込めるのである。
滝の裏でシャワーを浴びたら、右側のガリーを越えていく。
ここはホールドも豊富で、難なく越えていけた。
小さなナメ滝は絶好の滑り台~!!
7m滝 ここは右側を大きく巻いていく。
谷の様相が廊下状となり、現れたのが2段12m滝。
ガイド本では大きく巻いているが、なんだか登れそうな感じなので、
まずは私が偵察に登ってみると、中間で滑り易い箇所もあるが、
ロープを出して安全を期せば、全員登れそう。
20mロープをフックスし、アッセンダーを使用すれば大丈夫そうだ。
まだまだ廊下状は続き、今度は斜滝5m
これは右岸を越えていけた。
真夏なら釜を泳いで、中央突破できそうかな。
ここを越えると核心部は終了。
でも、最後にとっておきのセクションが待っていた。
斜滝が深い溝状となって流れているのだが、この幅は狭くステミングで両足を突っ張れば
滝の流れを股下に覗きながら越えて行けるのである。
沢ガールも頑張ります!!
photo by sica-chan
最後の大滝7m 深く大きな釜が素晴らしい
この滝は右側を越えていけるが、私は左側をチャレンジしてみることに。
photo by sica-chan
しかちゃん、いいショットありがとうございます。
登山道が渡渉しているポイイトで遡行終了。
牛コバまで下り、1時間ほどで駐車場所まで帰ってきた。
久しぶりの奥の深谷、やっぱり期待を裏切らない楽しい沢だ。
ほとんどの滝が直登、または右岸・左岸を登って行くことが出来て、
それらの滝が休む間もなく連続しているのであるのが最高である。
さすがは関西の人気の沢、奥の深谷である。
ここもまた、夏の盛りにジャブジャブと楽しみたい沢だろう。
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