北陸・取立山より白山の絶景を楽しむ
石川県での長期出張もあと2日。
最後の週末に土休が取れ、なんと天気も北陸では貴重な晴れの予報。
これは、山に行くしかないでしょうって展開である。
石川を離れる前に、もう一度白山を見ておきたい・・・ということで、
行先は白山を展望出来る「取立山」
福井や石川の皆さんの定番の雪山だそうで、楽しみである。
国道157号を走り、東山いこいの森駐車場に到着。
停まっている車は他になし・・・ということは
一番ラッセル頂き~ってことですねぇ~。
AM7:50 駐車場を出発。
今日のコースはこちら
先日購入したGARMIN GPSMAP62Sでログ取りなので、乱れもほとんどなしだ。
また、GARMINの画面は、半透過性なのでサングラスやゴーグルをかけたままでも
画面がはっきりと見えたので、納得のツールである。
東山いこいの森へのアプローチ道路にもたっぷりの積雪。
でも、雪は至ってドライなので、ブーツ上のラッセルでも
意外とスキーのシール登高は軽い。
わずかに残るトレースもあったのでどんどんとスキーは進んでいく。
ラッセルに喘いで、一息つこうとふと前方を見ると・・・・
ニホンカモシカに出会えた。
1時間半ほどすると後続の3名が追い付いてこられた。
そのうちの一人の方と何度かラッセルを交代しながら
斜面を登っていく。
しかし急登では、スノーシューのトレースについていけないので、
結局は自らジグを切りながらラッセルとなってしまう。
急斜面では膝下のラッセルだ。
しかし、ここでも軽い雪に足の疲労は少ないようで、
いつもならやってくる太ももの攣りも今日はなりを潜める。
標高900m付近、視界が開け、前方に取立山の高みが見えてきた。
しかし、ここからさらに雪は深くなる。
膝ラッセルが続く。
でも今日は脚の動きもいいようだ。
後続の方と二人体勢でラッセルを行い、稜線の小さな雪庇を越えると・・・
見えた~ 青空の下に純白の峰・白山だ。
一同、歓声が上がる。
ラッセルの苦労が一気に報われる。
最高の演出で白山は迎えてくれたのである。
山頂までの稜線は雪庇が大きく発達中~
12月でこれだけの雪庇とは。
AM11:35 取立山 到着。
白山の美しき姿。
先日の白山BCスキーでは見ることの出来なかった白山の全貌が
ここ取立山から見ることが出来た。嬉しい~
風を避け、スキーで整地してショベルでテーブルを作成。
経ヶ岳を眺めながらのランチタイム。
続々と後続の方がやってきた。
トレースのお礼を戴く。「どういたしまして~」
お腹も満腹になったし、後はお楽しみの滑降。
シールを剥がして、ゴーグルとヘルメットを装着。
Go!!
山頂から少し西へ行った辺りが今日一番の斜面。
軽いパウダーにシュプールも決まる。
しかしこの後、ミスコース。
北よりの尾根筋を下ってしまい、元のコースに戻るのに
トラバースを繰り返し、標高差を無駄にしてしまった。
GPSを頼りにするのではなく、しっかりと地図とコンパスで
滑る方向を確認すべきだったと反省であります。
林道は、トレースに沿って一気に滑り降り、
AM12:45 駐車場到着。
4時間かけて登ったコースをなんと30分で下ってきたのである。
やっぱり山スキーは機動力があるねぇ~ 感心。
たっぷりの雪でラッセルを堪能出来た楽しい一日であった。
ラッセルを代わって頂いた方に感謝!
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