北陸・取立山より白山の絶景を楽しむ

Tekapo

2014年12月28日 17:00

石川県での長期出張もあと2日。

最後の週末に土休が取れ、なんと天気も北陸では貴重な晴れの予報。

これは、山に行くしかないでしょうって展開である。










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石川を離れる前に、もう一度白山を見ておきたい・・・ということで、

行先は白山を展望出来る「取立山」

福井や石川の皆さんの定番の雪山だそうで、楽しみである。




国道157号を走り、東山いこいの森駐車場に到着。

停まっている車は他になし・・・ということは

一番ラッセル頂き~ってことですねぇ~。




AM7:50 駐車場を出発。






今日のコースはこちら





先日購入したGARMIN GPSMAP62Sでログ取りなので、乱れもほとんどなしだ。

また、GARMINの画面は、半透過性なのでサングラスやゴーグルをかけたままでも

画面がはっきりと見えたので、納得のツールである。








東山いこいの森へのアプローチ道路にもたっぷりの積雪。













でも、雪は至ってドライなので、ブーツ上のラッセルでも

意外とスキーのシール登高は軽い。

わずかに残るトレースもあったのでどんどんとスキーは進んでいく。






















ラッセルに喘いで、一息つこうとふと前方を見ると・・・・







ニホンカモシカに出会えた。




1時間半ほどすると後続の3名が追い付いてこられた。

そのうちの一人の方と何度かラッセルを交代しながら

斜面を登っていく。

しかし急登では、スノーシューのトレースについていけないので、

結局は自らジグを切りながらラッセルとなってしまう。

急斜面では膝下のラッセルだ。

しかし、ここでも軽い雪に足の疲労は少ないようで、

いつもならやってくる太ももの攣りも今日はなりを潜める。







標高900m付近、視界が開け、前方に取立山の高みが見えてきた。


















しかし、ここからさらに雪は深くなる。

膝ラッセルが続く。













でも今日は脚の動きもいいようだ。

後続の方と二人体勢でラッセルを行い、稜線の小さな雪庇を越えると・・・

見えた~ 青空の下に純白の峰・白山だ。









一同、歓声が上がる。

ラッセルの苦労が一気に報われる。

最高の演出で白山は迎えてくれたのである。

山頂までの稜線は雪庇が大きく発達中~

12月でこれだけの雪庇とは。











AM11:35 取立山 到着。






白山の美しき姿。

先日の白山BCスキーでは見ることの出来なかった白山の全貌が

ここ取立山から見ることが出来た。嬉しい~

風を避け、スキーで整地してショベルでテーブルを作成。

経ヶ岳を眺めながらのランチタイム。









続々と後続の方がやってきた。

トレースのお礼を戴く。「どういたしまして~」




お腹も満腹になったし、後はお楽しみの滑降。

シールを剥がして、ゴーグルとヘルメットを装着。

Go!!



山頂から少し西へ行った辺りが今日一番の斜面。











軽いパウダーにシュプールも決まる。




しかしこの後、ミスコース。

北よりの尾根筋を下ってしまい、元のコースに戻るのに

トラバースを繰り返し、標高差を無駄にしてしまった。

GPSを頼りにするのではなく、しっかりと地図とコンパスで

滑る方向を確認すべきだったと反省であります。

林道は、トレースに沿って一気に滑り降り、

AM12:45 駐車場到着。











4時間かけて登ったコースをなんと30分で下ってきたのである。

やっぱり山スキーは機動力があるねぇ~  感心。

たっぷりの雪でラッセルを堪能出来た楽しい一日であった。

ラッセルを代わって頂いた方に感謝!


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