白馬三山縦走 そして白馬槍ヶ岳からの大滑降 温泉もあり
白馬三山の稜線歩き 白馬槍ヶ岳からの大滑降 そして白馬鑓温泉
最高過ぎる山スキーツアーだった。
photo by katsuo-san
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白馬三山周回山スキー
3年間温めてきた計画を実行する時がきた。
しかし、今年の雪山は融雪が甚だしいので、満足な滑りが出来るのか・・・
一抹の不安が残る。
同行いただいたのは、BC仲間のトンカツさん、カツオさん、N君。
皆さん、BCの経験は私よりも遥かにベテラン揃いで頼もしい。
猿倉駐車場からはモルゲンロートに染まる雪山。
猿倉駐車場をAM5:20 出発。
林道を最初はシートラーゲンするが、15分ほどでシール登高出来た。
大雪渓の雪面は縦溝もあるものの、シール登高で高度を稼いでいく。
東斜面なので、朝から雪はグズグズとなり、クトーも効かない。
雪面には落石も転がっているので、注意が必要だ。
岩室を過ぎたあたりから最低コルを目指すつもりだったが、
勾配が40度近くあり、緩い雪面にクトーの効きが悪いので安全ルートを選択。
最低コルから100mほど標高の高い箇所で稜線に登り上げた。
白馬三山の稜線は私のお気にいり。
北アルプスを代表する稜線の景色である。
photo by katsuo-san
ここからの景色は北に白馬岳。
西には毛勝三山とそれに連なる剱岳立山連峰。
南には唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳。
そして東には頚城の山々と火打山~妙高山の山並み。
杓子岳は巻き道選択し、白馬槍ヶ岳へと登っていく。
稜線は風が強く、夏道が完全に露出している。
白馬槍ヶ岳への登り。
AM12:00ちょうど 白馬槍ヶ岳に到着。
白馬槍ヶ岳を少し下り、いよいよ大出原を滑降開始。
photo by katsuo-san
縦溝も大したものでなく、快適ザラメバーン。
山岳滑降を思わせるワンショット
吸い込まれるように滑り下りていく。
photo by katsuo-san
白馬鑓温泉まで一気に滑り降りた。
白馬槍温泉はまだ小屋を畳んだ状態で、温泉だけが露出しているのである。
私は足湯だけとしたが、同行の仲間はザブーンと汗を流した。
白馬鑓温泉からの展望
白馬槍温泉からひと滑りし、小日向コルまでの登り返し。
小日向のコルからは今日の滑りのコース全貌が望める。
そして縦溝顕著な猿倉台地を残雪を繋いで猿倉へと無事に滑り降りていった。
計画から3年、ようやくの実現とすることが出来たこのルート。
北アルプスの大展望、そして稜線歩き、大出原の大斜面、そして温泉と魅力が尽きない最高のルートであった。
同行してくれた仲間に感謝!!
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