シオカラ谷 幽玄なる深い溪谷

Tekapo

2016年08月14日 11:13

巨岩が渓を埋め尽くすシオカラ谷へ







続きの前にクリックお願いいたしま~す。

にほんブログ村


大台ヶ原を源に発するシオカラ谷。

日本有数の降水量を誇るこのエリアの谷だけに

シオカラ谷は他の台高や大峰の沢とはその規模が違うのである。








7月31日、今日はゆぅさん、ゆっちさん、ふじもっちゃん、

そして私の4人での沢登りだ。

前日、ドライブウェイの某所で前泊し、

当日7時よりまずは滝見尾根を下っていく。

その標高差400mほど。

途中、展望台からの中の滝、西の滝の大展望に感動し、

東の川に降り立つ。
















見上げる西の滝の勇壮なる姿。

今日の沢登りはここから始まるのである。











最初の難関、ゴルジュ帯。










2年前は左岸から登り上げることが出来たのだが、

今年はぬめりのある岩肌にホールド、スタンスともに

不安を感じ、あえなく巻きとなった。








このぬめりはなんだろう。

今年の梅雨は例年よりも少なく、

コケやぬめりが取れなかったのだろうか。







その後も大岩を越えていく。
















ほとんどクライミング状態だ。

前方にそそり立つ千石嵓が圧倒的な壁となって迫ってくると、










徐々に谷は狭くなり、ようやく沢登りらしくなってくるのである。


樋状の滝では歓喜溢れる楽しい状況~だ。








高倉の滝に着いた頃には午後3時。









少し先を急ごうと、ここから東の滝の落ち口まで

大きく巻いていく。

最後はナメ滝を楽しみながらゴールとなった。










久しぶりのシオカラ谷、

そのスケールにいつも圧倒されるが

これが大台ケ原の大自然なんだと実感できる沢でもある。

そんなシオカラ谷が大好きだ。


あなたにおススメの記事
関連記事