シオカラ谷 幽玄なる深い溪谷
巨岩が渓を埋め尽くすシオカラ谷へ
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大台ヶ原を源に発するシオカラ谷。
日本有数の降水量を誇るこのエリアの谷だけに
シオカラ谷は他の台高や大峰の沢とはその規模が違うのである。
7月31日、今日はゆぅさん、ゆっちさん、ふじもっちゃん、
そして私の4人での沢登りだ。
前日、ドライブウェイの某所で前泊し、
当日7時よりまずは滝見尾根を下っていく。
その標高差400mほど。
途中、展望台からの中の滝、西の滝の大展望に感動し、
東の川に降り立つ。
見上げる西の滝の勇壮なる姿。
今日の沢登りはここから始まるのである。
最初の難関、ゴルジュ帯。
2年前は左岸から登り上げることが出来たのだが、
今年はぬめりのある岩肌にホールド、スタンスともに
不安を感じ、あえなく巻きとなった。
このぬめりはなんだろう。
今年の梅雨は例年よりも少なく、
コケやぬめりが取れなかったのだろうか。
その後も大岩を越えていく。
ほとんどクライミング状態だ。
前方にそそり立つ千石嵓が圧倒的な壁となって迫ってくると、
徐々に谷は狭くなり、ようやく沢登りらしくなってくるのである。
樋状の滝では歓喜溢れる楽しい状況~だ。
高倉の滝に着いた頃には午後3時。
少し先を急ごうと、ここから東の滝の落ち口まで
大きく巻いていく。
最後はナメ滝を楽しみながらゴールとなった。
久しぶりのシオカラ谷、
そのスケールにいつも圧倒されるが
これが大台ケ原の大自然なんだと実感できる沢でもある。
そんなシオカラ谷が大好きだ。
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