磐梯山縦走 初秋の風光に季節の移ろいを感じた

Tekapo

2016年09月18日 08:26

磐梯山 表と裏と違った顔を持った魅力ある山であった。







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東北長期出張第2弾は磐梯山だ。


明治時代に水蒸気爆発により吹き飛んだ山体は

写真では何度か見ていたが、実際のその姿を見たいと思った。

そして秋の紅葉時期の下見も兼ねて。








渋谷からのルートはほとんど人の入ってない様子だ。

熊鈴を大きく鳴らしながら、藪と化したルートを進んでいく。

登っていて感じたのは一週間で秋の気配が大きく感じられたこと。

登っていても大汗が流れないのだ。

谷を登ってくる風も優しく肌を撫でていく。





稜線が近づき、小さな池を俯瞰する場所で少し休止。










誰もいない独り占めの空間に心穏やかになるようだ。







稜線へ登り上げた。









吹き飛んだ山体の斜面がむき出しになったまま。

わずか120年前の出来事だ。

山の一生を考えるとつい最近のことだろう。

下山後、知ったのだが噴火といっても水蒸気爆発だったので、

谷を埋めたのは溶岩ではなく山体の岩石だったので、

植生の復活は早く、今のような美しい景観が形成されたそうだ。









磐梯山山頂に着いた。

ガスも取れ南の空には青空とその下には猪苗代湖だ。







猪苗代湖方面の景観は素晴らしく、しばしの時間を過ごすのであった。






北を望めは桧原湖などの湖沼が美しい







下山を始める頃にはさらに雲は取れ、桧原湖の向こうに吾妻連峰が見える。












八方台へ下り、猫魔ヶ岳へ。

振り返る磐梯山、猪苗代湖、そして雄国沼も景観も美しく

ここでもいつもよりも長い休憩となった。












裏磐梯高原駅ではバス待ちの時間のひととき、裏磐梯の絶景に時間を忘れたのであった。










早く紅葉の頃が見たいもんだ。

でも人の多さも考えなければいけないな。

さあ、どのルートで紅葉を楽しもうか・・・


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