2013年11月20日
芦生の森 紅葉と巨木を求めて
3か月半に及ぶ富山長期出張を終え、大阪へ帰った。
美山町の「かやぶきの里」には久しぶりに会う山友の姿。
今回はいつもの山仲間に新たな顔が加わり総勢9名の賑やかな山行だ。
芦生山の家に移動し、車を2台デポ、佐々里峠に残りの車で移動する。
移動の途中、車の窓越しに見える紅葉は少し見頃が過ぎたようだが、まだまだ楽しめそうな感じ。
峠へのこの道もあと数週間後には冬季通行止めとなる。
このあたりは厳冬期には1mを越える積雪があるそうだ。
佐々里峠にはすでに数台の車が停まっていた。
美山町の「かやぶきの里」には久しぶりに会う山友の姿。
今回はいつもの山仲間に新たな顔が加わり総勢9名の賑やかな山行だ。
芦生山の家に移動し、車を2台デポ、佐々里峠に残りの車で移動する。
移動の途中、車の窓越しに見える紅葉は少し見頃が過ぎたようだが、まだまだ楽しめそうな感じ。
峠へのこの道もあと数週間後には冬季通行止めとなる。
このあたりは厳冬期には1mを越える積雪があるそうだ。
佐々里峠にはすでに数台の車が停まっていた。
AM9:15 紅葉&巨木巡りトレッキングのスタートだ
今回のコースは佐々里峠から北に尾根沿いに歩き、小野村割岳の手前の赤崎尾根を下り、
トロッコ道に合流。その後は芦生研究所までトロッコ道を歩きます。
トロッコ道に合流。その後は芦生研究所までトロッコ道を歩きます。
明瞭な尾根筋を落ち葉を踏みして歩き出す。
深まる秋を感じる瞬間だ。
天気も良く、森を吹き渡る風も穏やか。
久しぶりののんびりとした山歩きだ。
峠には他の車も停まっていたが、ほとんど出会うこともなく、静かな時間だけが過ぎていく。
天気も良く、森を吹き渡る風も穏やか。
久しぶりののんびりとした山歩きだ。
峠には他の車も停まっていたが、ほとんど出会うこともなく、静かな時間だけが過ぎていく。
灰野への分岐で右に曲がり、小野村割岳へとさらに尾根沿いを進んでいく。
このあたりからあたりには巨木が目立ってきた。
AM10:15 「雷杉」に到着。
このあたりからあたりには巨木が目立ってきた。
AM10:15 「雷杉」に到着。
ここにはその名の通り、雷に打たれ中央が焼けた杉があるのだ。
樹は現在もなお、緑の葉を茂らせており生命力を感じるのである。
この雷杉を目印に赤崎尾根を下って行く。
さあ、この辺りからが芦生杉の巨木群生地だ。
早速、森の巨人たちが出迎えてくれた。
この雷杉を目印に赤崎尾根を下って行く。
さあ、この辺りからが芦生杉の巨木群生地だ。
早速、森の巨人たちが出迎えてくれた。
中には雷で倒壊してしまった?巨木もある。
秋の味覚も発見。
ナメコがびっしりとなっていた。
来年来るときは鍋を担いできて、ナメコ鍋が楽しめるかな~ なんてね。
来年来るときは鍋を担いできて、ナメコ鍋が楽しめるかな~ なんてね。
次々に出現する森の巨人たち。
一番大きそうな巨人を見つけ、山ガールたちが取り囲んでみた。
一番大きそうな巨人を見つけ、山ガールたちが取り囲んでみた。
6人でも手が届かないかな。
この巨人のその傍らでランチタイムとしよう。
昨年はこの場所で一人でのランチだった。そんな時間は自由なひととき。
今日は大勢の仲間との楽しい時間だ。
いろんな差し入れも頂戴し、お腹が一杯になるのもこんな時なのである。
この巨人のその傍らでランチタイムとしよう。
昨年はこの場所で一人でのランチだった。そんな時間は自由なひととき。
今日は大勢の仲間との楽しい時間だ。
いろんな差し入れも頂戴し、お腹が一杯になるのもこんな時なのである。
11:30 ランチを終え、再び尾根を下っていく。
まだまだ巨人たちが出現する。
まだまだ巨人たちが出現する。
望遠効果でこんなショットも
赤崎東谷と西谷との出合が見えてきた。
メンバーの足並みが揃っているので急坂をなんなく降りてくる。
沢の出合にトロッコ軌道があるが、橋が崩壊しており、
トロッコ道散策も通常はここで折り返しとなる。
沢の出合にトロッコ軌道があるが、橋が崩壊しており、
トロッコ道散策も通常はここで折り返しとなる。
ここからはトロッコ軌道に沿ってのんびりハイキング。
トロッコ軌道は落ち葉に覆われている。その先にはまだ残っている紅葉。
芦生の秋を楽しむ時間。
「灰野」のトチノキの巨木が見えてきた。
芦生の秋を楽しむ時間。
「灰野」のトチノキの巨木が見えてきた。
ここは昭和35年ころまで林業で生計を立てていた人々が居たそうだ。
さらにトロッコ軌道を進む。
さらにトロッコ軌道を進む。
染まる山
川面に映る紅葉
軌道を埋める落ち葉
PM1:30 研究所に到着
ここから再び佐々里峠へと回送を行い、車を回収。
その後、「かやぶきの里」の秋を楽しんだのでありました。
その後、「かやぶきの里」の秋を楽しんだのでありました。
京大芦生研究林への入山は、入山届への記入が必要です。
また入山エリアによっては事前の申し込みが必要となります。
一人での入山も禁止されております。
芦生のコースは一般ハイキング道ではないので、道標などはあまり整備されておらず、
ルートも不明瞭な箇所が多いようです。特に落ち葉のシーズンは分かりにくいでしょう。
1:25000の地形図が必須です。
また入山エリアによっては事前の申し込みが必要となります。
一人での入山も禁止されております。
芦生のコースは一般ハイキング道ではないので、道標などはあまり整備されておらず、
ルートも不明瞭な箇所が多いようです。特に落ち葉のシーズンは分かりにくいでしょう。
1:25000の地形図が必須です。
Posted by Tekapo at 23:50│Comments(8)
│芦生
この記事へのコメント
僕も芦生の森は大好きな場所です。
森の巨人達は素敵ですね♪
トロッコ道は積雪期に遊ぶ
スノーシューハイキングも楽しいですね。
素敵な晩秋の芦生を楽しませていただきました♪
森の巨人達は素敵ですね♪
トロッコ道は積雪期に遊ぶ
スノーシューハイキングも楽しいですね。
素敵な晩秋の芦生を楽しませていただきました♪
Posted by katsu♨ at 2013年11月22日 11:49
すばらしぃ森ですね♪
みなさんがクーナみたいな小人にみえます^^
こんなすてきな森 行ってみたいな(*^_^*)
みなさんがクーナみたいな小人にみえます^^
こんなすてきな森 行ってみたいな(*^_^*)
Posted by 蒼いねこ at 2013年11月22日 16:42
katsu♨さん 毎度です~
芦生もまもなく雪に覆われるんでしょうね。
冬の芦生でスノーシューハイキング、これも楽しみですね。
トロッコ道の行き着いた場所で、皆で鍋でも食べたら美味しいだろうなぁ~
芦生もまもなく雪に覆われるんでしょうね。
冬の芦生でスノーシューハイキング、これも楽しみですね。
トロッコ道の行き着いた場所で、皆で鍋でも食べたら美味しいだろうなぁ~
Posted by Tekapo at 2013年11月23日 18:05
蒼いねこさん こんにちは~
森の巨人の前ではみんなが小人。
ほんとそんな情景でした。
森の息使いが聞こえてきそうな太古の森です。
機会があれば、ぜひ~
森の巨人の前ではみんなが小人。
ほんとそんな情景でした。
森の息使いが聞こえてきそうな太古の森です。
機会があれば、ぜひ~
Posted by Tekapo at 2013年11月23日 18:08
芦生かぁ~
久しく行ってないですわ・・・・・・・・・・・・・・・
ここは大峰には無い、なんか独特な太古の香りがプンプンしますよね(^_^)/~
これからの積雪シーズンは太古の森達も化粧を変えて迎えてくれるんですよね!
久しく行ってないですわ・・・・・・・・・・・・・・・
ここは大峰には無い、なんか独特な太古の香りがプンプンしますよね(^_^)/~
これからの積雪シーズンは太古の森達も化粧を変えて迎えてくれるんですよね!
Posted by bp-hiro at 2013年11月26日 13:55
古代樹の森素敵ですね。
こんな巨木がいくつも残ってるなんてw
長い出張お疲れさまでした~
こんな巨木がいくつも残ってるなんてw
長い出張お疲れさまでした~
Posted by ふりふら at 2013年11月26日 19:17
bp-hiroさん 毎度です~
そうですよね、芦生の森は大峰ほど高所ではないけれど、
原生林のような太古の香りが一杯ですよね。
この芦生杉の群生地、冬景色はどんなんだろうって
想像するだけでワクワクします!!
そうですよね、芦生の森は大峰ほど高所ではないけれど、
原生林のような太古の香りが一杯ですよね。
この芦生杉の群生地、冬景色はどんなんだろうって
想像するだけでワクワクします!!
Posted by Tekapo at 2013年11月26日 21:56
ふりふらさん こんばんは~
屋久島にも負けない雰囲気がありましたでしょうか。
ここはいつ来てもひっそりとしていて、
森の息使いが聞こえてきそうです。
富山の出張が終わりました。もうすぐ富山も雪の季節です。
屋久島にも負けない雰囲気がありましたでしょうか。
ここはいつ来てもひっそりとしていて、
森の息使いが聞こえてきそうです。
富山の出張が終わりました。もうすぐ富山も雪の季節です。
Posted by Tekapo at 2013年11月26日 21:58