4月14日、ついにやってきましたダイトレ・チャレンジ登山の日。
初めてのこのような大会参加、楽しみでもあるが不安も大きい。
果たして完歩出来るであろうか。
膝の痛みが再発しないであろうか。
いろんな思いを胸に・・・・
AM5:30 近鉄当麻寺駅に降り立った。
始発電車というのに、続々と降り立つランナー達。
改札を出ると、皆さんの足並みが早い。
もうすでに競技が始まったかのようだ。
スタート地点で当日参加料を支払い、カードを受け取る。
果たしてこのカードの最後にスタンプを押してもらうのは何時になるのだろう。
AM6:15 ゆずさんと一緒にスタート~!!
今回のコースはこちら
最初は体調を確認しながらスローペースで登っていく。
とすると、AM6:30からのウェーブスタートのマラソンライナーが
坂道を一気に私達を追い抜き、遥か前方に消えていった。
二上山の岩屋を越えて
万葉の森を過ぎ、
AM7:05 竹之内峠下チェックポイント2
国道を横断し、NTT道に入っていく。
満開の山桜に足取りも軽い。
ダイトレに合流してからは杉林に差し掛かる。
平石峠を過ぎ、一気に岩橋山の登りの差し掛かった。
最初の丸太階段がここから始まる。
足の動きは、いいようだ。いいペースで階段を登っていける。
AM8:11 岩橋山のチェックポイント3到着。
各チェックポイントではボランティアの方達がドリンクやバンなどを提供してくれている。
とてもありがたい存在だ。
ここで小休止をいれ、行動食を補給。
休憩している間もランナーたちはスタンプを押してもらうと、一気に前方へと消えて行った。
いったん、下りって岩橋峠を越えると、丸太階段が随所に現れるのである。
アップダウンを繰り返しながらも徐々に高度は上がっていく。
そして、最初の難関・階段地獄。
心拍数が上がり、足への疲労が増してくるのがわかる。
それでも3週間前とは違って足の動きはいいようだ。
ペースは意外と落ちてこないのである。
連続する階段を乗り越え、
AM9:31 葛城山チェックポイント4 到着
ここでも小休止。足の筋肉を揉みほぐしていると、見覚えのある姿。
高校山岳部のK先輩であった。
昨年も参加されており、今年は会えるかもと思っていたら
ほんと偶然にも出会えて嬉しかった~
葛城山のつつじ園を通り過ぎると前方には次の目標地点である金剛山。
しかし、その前に最大の難関が待ち構えている。
水越峠への激下り。
前回の練習ではこの下りで膝を痛めてしまった。
さあ、ここから問題の水越峠への激下り。
トレキキングポールを取り出し、慎重に下る。
でもあまりにもゆっくりと下っていると後ろからどんどんランナーが降りてくるので
膝への負担がかからない程度のMAXスピードで下っていく。
そして下ること50分、
AM10:23 水越峠チェックポイント5到着。
なんとか降り切った。膝の痛みはない。いい感じだ。
ここからしばらくは林道を辿っていくので、足の休息が出来そうだ。
ランナー達はここぞとばかりにスピードを上げて走り去っていく。
やがてコースは山道に変わり、3つ目の難関、金剛山の登りに差し掛かる。
果てしなく続くかと思われる階段。
悲鳴を上げるふくらはぎと太もも。
攣りそうになる。しかし今回はなんとか持ちこたえてくれている。
実はここ最近、山やBCスキーで足が攣っていた。
その対策として1ヶ月前から毎朝のバナナとサプリメント・CaとMgを摂取してきた。
その効果があったのだろうか、なんとか足攣りだけは免れたのである。
ランナーに離されまいと必死で食いついていく。
アップダウンを繰り返すコースで平地や下りで離されてもなんとか登りで追いついていく。
そしてついに中級ゴールの横断幕が見えてきた。
AM11:39 金剛山チェックポイント6 到着だ。
ここではバナナの提供もあり、ありがたくいただいた。こんな提供、涙が出ます。
再びここで小休止。膝の調子はどうだろうか。
金剛山までの登りでは痛みはほとんどない。あるのは筋肉の疲労感だけだ。
「行ける、最終ゴールまで行けそうだ。」
ゆずさんも調子はいいようだ。
上級コースへと足を踏み入れた。
もうここからは惰性でもいいから歩くだけだ。
絶対ゴールしてやる!!
伏見峠、久留野峠を過ぎ、もうここからはエスケープルートはない。
ゴールを目指すのみだ。
しばらくはアップダウンを繰り返すコース。
この辺りからランナー達は急にペースが上がってきたようだ。
どんどんと抜かれていく。凄い体力だといまさらながら思うのである。
ランナー達はここまで4時間ほどであろう。
ほとんど休憩も取らずに走っているのである。
自分には到底真似出来ない。
膝に異変を覚える・・・・
微かなる違和感。
鈍痛がしだいに大きくなり、激痛へと変わってきた。
あぁ~ ついに来てしまった、膝痛!!
しかし3週間前とは違い、まだ歩ける、まだ下れる。
なんとか歯を食いしばり、激痛に苦しみながらも目の前にあるコースを手繰り寄せる。
歩かなければ前には進まない。
どんなに時間が経つのが遅く感じたことだろうか・・・・
PM1:27 行者杉最終チェックポイント7 到着
後はここから最後の難関の激下りがあるのみだ。
ゴールまで8km 1.5時間の道のり。
トレッキングポールを使いながら慎重に下っていく。
激痛に顔が歪む。
遅い下りのペースに後続ランナーがすぐに追いついてくるので、
その度に道を譲る。彼らは落ちるような勢いでコースを下っていった。
私と同じ白ワッペンの登山部門の方達もラストスパートとばかりすっ飛んでいく。
そして下ること1時間少し。
前方が明るくなり、林道が見えた!!
ついに降り切った。後はゴールまでは緩い道路歩きだ。
道路になると、だれもが走ってゴールを目指していた。
時計を見るとまもなくPM3:00
それまでにゴールしたいが、もう私の足は走ることを拒んでいる。
そんな時、追い抜いていく女子ランナーが振り返った。
「ゆずさん!! テカポさん!!」
なんと走る山ガール・
ゆぅ☆さんだ。
私達よりも2時間近く遅くスタートすると言っていたので、
そろそろ抜かれるかと思っていたけれど、
やはり感動の瞬間!!
ハイタッチを交わして、彼女は颯爽と走り去っていったのである。
「カッコいい~」
その後ろ姿に見惚れてしまったのであった。
その勢いに、ゆずさんも「お先に~」と走り去って行かれた。
私の足は依然動かない。歩くだけが精一杯。
そしてゴール目前の満開目前の桜に迎えられて、
PM3:07 天見ゴール到着 36kmをなんとか歩き通した。
ゆずさんとゆぅ☆さんに迎えられ、感動のゴールだった。
決して独りではゴールまで辿りつかなかっただろう。
一緒に歩いてくれたゆずさん、山岳部の先輩との偶然の出会い、
そしてゆぅ☆さんとのゴール目前での遭遇。
さらにはすれ違う人たちの声援もあった。
なによりも大会を支えていただいたボランティアの方達の差し入れと応援が
嬉しかった。何千人もの参加者がいるというのに混乱もなく、
この大会を楽しめたのが本当に嬉しかった。
河内長野駅近くの居酒屋での祝杯。
勝利?の美酒に酔いしれたのであった。
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