絶好の天気が予想された11月30日。
当初は大峰辺りで霧氷を見に行くつもりだった。
「霧氷 見に行きませんか~」のお誘いメールを流してみると、
返信メールに逆お誘いが・・・
「木曽駒ヶ岳」 この言葉に釣られてしまいました。
大津SAに前日のPM10:00に集まったのは、
やなぎさん、ルーシーさん、ゆっちさん、そして私の4名。
中央道・駒ヶ根ICまでは大津SAから260kmほど。
駒ヶ根ICから菅の台バスセンターまでは5分ほどの距離なので、
楽々アプローチ。
この時期は夏や紅葉シーズンの殺人的混雑とは無縁の世界で、駐車場もガラガラ。
始発バスが動き出すまで、プチ宴会&仮眠となりました。
見上げる空には満天の星。明日はいい一日になりそうだ・・・
翌朝、予想通りの快晴。
バス乗り場からもくっきりと宝剣岳が見える!!
AM8:15の始発バスに乗り込み、さらにロープウェイで一気に標高2612mの世界へ。
千畳敷駅付近の気温-6度。朝の冷え込みはきつかったが、太陽が昇り温度も上昇してきた。
12本爪アイゼンを装着し、ピッケルを手にする。
AM9:50 千畳敷カールを歩き出す。
吹き溜まりになり易いカールの底は50㎝以上の積雪はあるようで、
当然テンションも上がってくる。
一面の雪原、たまんない光景が目の前に広がっている。
一人、二人と追い越していき、先頭でラッセルをしている二人に追いついた。
足の調子もいいようだし、ひと言「トップ代わりますよ~!!」
最初はひざ下20㎝くらいだったのが、斜面が急になってくるについて
膝までのラッセルになってきた。
ウェアのベンチレーションを全開にして、極力汗をかかないようにペース配分する。
振り返ると後続の方たちの凄い列。
ロープウェイ第一便のほとんどの人がここを目指して登ってくるんだもんね。
「オットセイ岩」は今日も元気に天を貫いてます
核心部に迫ってきた。
勾配が急になり、雪面はクラストしていたり、氷化していたりと変化に富んできた。
トラバースを繰り返し少しづつ高度を稼いでいく。
宝剣岳が目の前に迫ってきた。
圧倒的な迫力で覆いかぶさってくるようだ。
最後のひと踏ん張り。
AM10:40 乗越浄土に到着。
やなぎさん達もやってきた。宝剣岳をバックに万歳~!
乗越浄土から見る宝剣岳は迫力満点。
宝剣の名に相応しい山様だ。
ここからは中岳を経て木曽駒ヶ岳を目指す。
稜線に上がると幾分風が強くはなるが、大したことはない。
風に飛ばされて雪は少なく、場所によっては氷結している。
北西側には御嶽山が大きく見えてきた。
スキー場の中ほどまで積雪があるようだ。
中岳に到着。
ここからは少し下って、また登り返しだ。
AM12:10 木曽駒ヶ岳 到着
photo by yanagi-san
そこには360度の絶景
左に乗鞍岳、右に穂高連峰
槍ヶ岳も穂先を覗かしている
北東には妙高
東には八ヶ岳、南アルプス、そして富士山
南側は宝剣岳、三沢岳、空木岳など、中央アルプスの山並みが連なっている。
いつまでも眺めていたい・・・・そう思わせる風景が目の前に広がっている。
真っ白に輝くアルプスの頂。
その頂の上で太陽の日差しを浴びていると、雪の白さに吸い込まれるような、
溶け込んでいくような、そんな錯覚を覚える。
さあ、すっかり充電が終わった。
この光景はしっかりと脳裏に焼き付いた。
下山開始だ。
帰路は宝剣岳を正面に見ながらのトレッキング
こんなルートは足取りも軽くなる。
乗越浄土まで戻ってきた。
シルエットになった宝剣岳もかっこいい~
ここから八丁坂の下りが始まる。アイゼンバンドの緩みをチェックし、
気を引き締めて下って行く。
朝よりはだいぶ雪も緩んできたようだ。
こんな写真をいただいた。
photo by prism-kd-san
登りの際に同じ先頭辺りにいた方が
宝剣岳方面や下方から我々4人を撮ってくれていた。
ヤマレコを通じた、こんな巡り合いに感謝。
こうして見ると結構な勾配。
オットセイ岩を過ぎた辺りからは傾斜も緩くなり、
新雪の上を一気に下っていく。
宝剣岳に続く稜線に傾きかけた太陽が斜光を浴びせてくる。
これもまたいい光景だ。
面ツルの斜面
PM2:30 千畳敷カールに戻ってきた。
カールを覆い始めた影が急速に伸びてきた。
あと3時間もすれば闇に覆われ、空には満天の星が輝き始めるのだろう。
今日一日の晴天に感謝。
一緒に歩いてくれた仲間に感謝。
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