クロモジ尾から紅葉の稲村ヶ岳へ

Tekapo

2014年10月15日 12:31

紅葉の大峰・稲村ヶ岳へ 深まる秋









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台風19号接近の10月12日。

当初予定した乗鞍岳1泊2日もキャンセルしたが、

12日は何とか晴れる?との予報に、

急きょ山行きとなった。




スタートは稲村ヶ岳の南西側の白倉谷から

クロモジ尾からとしてみた。

あまり記録に上がってこないルートなので、

探ってみようと思ったのである。







白倉谷林道は各所で崩壊があり、

しばらくは人が入っていないようだ。

クロモジ尾の取りつきあたりにやってきたが、

登り口が見当たらない。









参考にしてきたGPSのデータもいまいち曖昧で、

はっきりとしない。

3か所ほどピンクリボンがあったが、

そのうちの一か所に丸太階段があったので

そこを登り口を決めて、スタート。










しかし少ないリボンテープと踏み跡。

荒れるルートに多くの崩壊箇所。

仕方なく、途中から尾根へめがけて直登する。





尾根への中腹辺りで再びピンクリボン発見。

それでもわかりにくいルートに時間ロスも多い。

なんとか尾根筋まで上がるとそこは北側斜面が

大きく伐採された見通しのよい景色。

ようやく歩きやすくなってきた。

















伐採地を過ぎると辺りはブナなどの広葉樹の森へと変わり、

木々には紅葉が見られるようになってきた。











やがて右手にガスの切れ間からの大日山の

ピークが望めた。

















大日のキレット

紅葉がいい感じになっている。















大日のキレットを過ぎて稲村ヶ岳への

最後の登りで本日初めてのソロの登山者と

すれ違う。「山頂は風が強いですよ。気を付けて~」

と、ご挨拶。







案の定、稲村ヶ岳山頂からはガスで真っ白。

風も強いので3分で下山。













まずは稲村小屋まで下りていこう。

途中、彩鮮やかな紅葉を楽しみながら

デジイチでの撮影を楽しむ。

















稲村小屋は早くも小屋閉め後だろうか。

玄関先の風の当たらない箇所をお借りして

ランチタイム。










この小屋の場所は風の通り道でもあるので、

強い風が終始吹き付ける。

まだ時間が早いので山上ヶ岳を

目指そうかなとも思ったが、

風のキツイ稜線歩きを考えると

急にテンションが下がってきた。









今日はもう帰ろうかなぁ~っと

足早に下山コースへ。








お馴染み「マンモス君」 

少し痩せた?









途中、すれ違う登山者は3組ほど。

人気の稲村ヶ岳も今日は静かでした。








帰りは洞川から御手洗渓谷沿いを歩き、

久しぶりの渓谷美を堪能する。

でも、滝を眺めているとついつい登るルートを

探している私なのでありました。




















二週続けての台風に白山、乗鞍岳と

お流れとなったが、なんとか秋の紅葉を

大峰で楽しむことが出来て、フラストレーション解消です。


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