霧氷の華咲く明神平からヒキウス平へ

Tekapo

2014年02月12日 21:38

台高山脈の霧氷 沢山の華が咲いていました











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2ヶ月に及ぶ東京出張が終わり、大阪へ帰って来た。

出張中の東京では奥多摩の雪山を登ることが出来たが、

霧氷の華が咲く景色には出会えていなかった。

「霧氷が見たい・・・」




東京に20数年ぶりの大雪が降った翌週、台高山脈にも積雪があったことを期待しつつ、

2月10日 一年振りの明神平の登山口、大又へやってきた。

大又の駐車場には前泊らしき車が1台のみ。

平日の早朝といえば当然かな。




AM6:30 駐車場を出発。







林道が凍結している箇所もあるようなので最初からアイゼンを装着した。


林道を過ぎ、渡渉を4回ほどやり過ごす。

明神滝は水量もそこそこで、滝周囲の凍結は少ないように思えた。







杉林のショートカットを登り、一息ついて振り返ると、

そこには谷を埋める真っ白い霧氷。











薊岳の稜線あたりはとりわけ真っ白だ。







AM8:10 明神平 到着














今日のあしび山荘は冷凍庫のように凍えているようだ。





あしび山荘から見る景色。

いい眺めだ。














そして斜面を登り振り返ると、眼下にはあしび山荘が。

こちらからの景色もいい感じ。














スキー場跡にやってきた。
















霧氷の華で樹々は真っ白だ。














スキー場跡から明神岳を目指す。














明神岳を過ぎると、ここからは東への広い尾根を進んでいく。

このあたりからはトレースも風に消えている箇所もあり、注意が必要だ。














AM9:40 桧塚奥峰 到着



















東には桧塚が望める。











南にはヒキウス平









積雪期のヒキウス平は初めてだ。

さあ、あそこへ行こう。

真っ白な雪原へ。













1394pから南の尾根へと進んでいく。

ここからはトレースがない。























地図と方向を確かめ、尾根を進んでいく。

スノーシューの沈み込みは少なく、比較的歩きやすい。




























AM10:45 ヒキウス平 到着













広がる雪原、樹々の霧氷も美しい















雪原に広がる真っ白な舞台を眺めることの出来る最高の席を見つけて、ランチタイムだ。













静かな時間、独り占めの空間。

この真っ白い舞台を眺めている観客は自分一人。

最高の贅沢だ。






極上のランチ後、スノーシューで雪原散策。















一昨年の秋、見事な紅葉を見せてくれたブナ達は、

今日は真っ白い華を咲かせて、私に見せてくれている。













今度はきっと青空の下で見に来るぞ。

きっと・・・・











1394pまで戻り、来たルートを引き返していく。





前山から見たスキー場跡。














朝にはなかったトレースやスキーのシュプール。

平日だというのに、さすがは人気の山だ。













PM1:05 あしび山荘着。


ここからは足早に下っていく。



PM2:00 駐車場着。


久しぶりの台高・明神平、いつも期待を裏切らない山だ。

満足感一杯で一日を歩けたことに感謝。




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