霧氷の華溢れる明神平へ

Tekapo

2015年01月20日 08:28

今年の初登りは台高・明神平へスノーシュートレッキングに行ってきたのであります。










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昨年末までの北陸長期出張も終わり、この正月から数か月は大阪で過ごすことが出来そうだ。

今年の冬、大峰あたりは結構な雪が降っているそうで、

ヤマレコなどでも雪が多すぎてか、山行記録が少ないようだ。

そんな中、沢登り仲間と初登りと称して、台高・明神平へ。

メンバーは、ゴマさん、ゆっちさん、ルーシーさん、そして私の4人。

ゴマさんはスノーボードでは雪山に親しんでいるそうだが、

登山としての雪山は初めてだそうだ。

ゆっちさんは昨年秋、同じく明神平へ紅葉を楽しみ、

雪の明神平も見てみたいと参加だ。

ルーシーさんは昨年冬、BCスキーで足の靭帯を痛め、

一年ぶりの本格的な山だそうだ。

皆さん、色んな想いを込めての明神平山行なのである。




大又駐車場にはAM8:15頃到着。

予想通りすでに15台ほどの車が並んでいた。

昨日は冬型の気圧配置で防風雪となっていたようだが、

未明には雪は治まり、午前中は雲が多いながらも次第に晴れ間が広がるということで、

最高の霧氷鑑賞の条件を予想していたのであった。

AM8:40 出発 空はまだ曇が多いようだ。

林道には5㎝ほどの積雪。




ここで登山届を提出をする。




路面の凍結箇所も少なく、しばらくは歩きやすい状態が続く。

やがて、山道へと変わり、沢の渡渉を繰り返すころには積雪も増え、

上を見上げれば木々の枝には霧氷が育っているようだ。













明神の滝は意外と凍結範囲が少ないようかな。














滝を過ぎたころから、霧氷の存在が顕著になってきたと同時に、

空には晴れが大きく占めるようになってきた。









う~ん、なんとも霧氷鑑賞には最高の条件ではありませんか。

振り返れば薊岳方面も真っ白に化粧しているのが美しい。










水場を過ぎ、少しすると谷を見下ろせるポイント。














昨年秋はここで紅葉の美しさを堪能したが、

今日はその谷も真っ白な霧氷に覆われている。

AM11:40 明神平に到着。









霧氷が見られるようになってからすっかり足取りも遅くなってしまったようだ。



ここからはスノーシューに履き替え、スキー場跡を目指す。









久しぶりのこの感触。

雪原を自由に歩ける気持ちにさせてくれる道具である。

登り始めて振り返ると、素晴らしい雪景色が見下ろせる。



















ほどなくスキー場跡へ。










すっかりとトレースに食いつぶされてしまった雪原だが、

スキー場跡を見下ろせる場所にいい形のブナの木を発見。












見事な樹形に真っ白い霧氷の華を咲かせている。

「皆さん、ランチはこの樹を眺められるこの場所にしましょう。」

スノーシューで雪を均し、持参したショベルで足元が入る箇所を掘削。

即席のスノーテーブルが完成。

テーブルの仕上げを女性陣に任せて、私はザックの中から大鍋を取り出す。

今日のランチは「キムチ鍋」ですよ~












具材はすでに切ってあるので、あっという間に出来上がり~

「 いただきま~す 」













青空と霧氷を眺めながらのキムチ鍋、最高の味を堪能だ。

〆はゴマさんからのぜんざいを戴き、お腹が一杯となった。





食後は、デジイチを抱えて写真撮影タイム。

太陽が反射し七色に輝く雪面。













穏やかな雪面とブナの白化粧

























雪面に大きく影を落とす様子がなんともいい。




そして、スキー場跡の斜面でヒップソリでひと滑り~












と、のんびりしていたら時刻はPM3:00前だ。

道理で辺りに人が少なくなったわけである。

下山開始。夕暮れまであと2時間。

今日一日賑やかだった明神平。








でももう今は我々の後ろには数人しかいない。

今日の景色の余韻を愉しみながら、慎重にゆっくりと雪面を下って行く。

AM4:40 無事下山。駐車場には我々の車を含め3台しかなかった。

大阪への帰路の車中、次はどこの雪山へ行こうかと話が咲いたのはいうまでもない・・・






本日のおまけ

「 ゴジラがいっぱい 」





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