ナチュログ管理画面 カヌー カヌー 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2014年09月30日

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした

弥山・双門コースから迷岳稜線を辿る周回ルートへ

このルートは静かな山歩きが楽しめるのだった。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした





続きの前にこちらをクリックお願いしま~す

にほんブログ村 アウトドアブログ カヌー・カヤック・ラフティングへ





最近は沢登りばかりだったので、久しぶりにガッツリと歩きたくなった。

景色もコースも楽しめるといったら・・・・

やっぱり弥山川沿いの双門コースがいいかなと、

9月23日、台風前の晴天が約束されたこの日に決行となった。

AM5:20 川迫川・熊渡で登山届を提出し、出発。



大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした








きょうのメインコースはこちら

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした




お馴染み「へたうま看板」



ちなみに予定の全コースはこちら










ヘッドライトを灯しながらのスタートであったが、すぐに明るくなってきた。

林道から弥山川に降り立ち、そこは白川八丁。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










堰堤によってせき止められた谷に土砂が堆積し、広い河原となっている。

このあたりは紅葉も見事であり、ちょっとした庭園の風情があるお気に入りの場所だ。









AM6:15 釜滝着。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした








ここからしばらくは右岸の登山道を辿っていく。

年々案内標識が増えて、ほとんど迷うこともないほどになっているが、

それでもコースは各所で崩壊している箇所があり、

今日はソロでもあるので、細心の注意で通過していく。




沢のど真ん中に生えている樹木。どんな増水にも耐えてきたんだろう。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











時には岩に穿たれた鉄筋を足掛かりに超えていく。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした





セルフタイマーの10秒間では鉄筋に上がれなかった・・・







AM7:05 一の滝到着。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










今日はだいぶ水量も少ないようだ。

ここで行動食を取ながら休止していると後続のソロの方がやってきた。

熊渡に戻ってきた時に確認したのだか、車が6台ほど。

今日は6+α名ほどが双門コースに入っているのであろう。



吊り橋から見る一の滝。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











さあ、ここからが双門コース名物「天空への梯子地獄」の始まりだ。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











幾重にも連なる梯子。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










中には完全にブリッジのように架かっている梯子もある。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











この梯子は見る角度によれば天にまで昇っているかのようだ。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










梯子をソロで登っているとついついペースが上がり過ぎてしまう。

鼓動が早い・・・・ ペースダウンしなければ。

少し足を休め振り返ると、弥山川によって刻まれた深い谷に

朝日が差し込んでいる様が見える。


大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした









AM8:00 双門の滝テラスに到着。


大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした





今日はこの滝を綺麗に撮るためにデジタル1眼を持ってきた。

これだけでも1.1kgあるが、写真のためには削れない。

いい絵が撮れたであろうか。





15分ほど休憩したのち、右岸を再び登る。

途中、この看板がある箇所で正規ルートは谷へ向けて下っていく。


大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした









しかし今日はこの先の弥山川を遡らずに、このまま右岸の稜線まで上がり、

迷岳~修覆山~弥山へと行こうという計画なのだ。

このルートは「山と高原地図」にはないが、それでも赤テープはあるらしい。

AM8:45 迷岳1695m到着。





ここからGPSを頼りに進んでいくが、基本的には稜線を辿ればいい。

しかし、いきなり方向を見失う。

倒木を避けるために方向を変えたりすることで稜線の方向を間違ってしまったのだ。

右手に持ったコンパスで進むべき方向を定め、

左手のGPSで経過ルートを確認しながら歩いていく。


大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










赤テープはあるのだが、このあたりは100mおき程度にしかないので、

基本的にはGPSが頼りだ。

いきなり稜線が開けた。

北側には稲村ヶ岳と大日山が良く見える。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした









この場所から見る大日山は見慣れた山の形とは違っていた。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











鉄山との分岐を過ぎる。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











ここから急に赤テープが増えてきた。

AM10:18 修覆山1846m到着。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした




「 探したよ~ 」










この先からシラビソ(トウヒかな?)の大倒木地帯が始まる。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした



遠くには八経ヶ岳








立ち枯れした樹木、倒れた樹木、そして次の世代の樹木が育ってきている。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした







大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした







大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










この辺りの赤テープは10~20m間隔であるが、

倒木に阻まれてルート変更をするうちに何度もテープを見失ってしまう。


大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











今日のこの時間、弥山山頂と太陽の方向が一緒だったので

これがいい目安になって助かった。






鹿の防護ネットが見えてきた。ネット沿いに進み弥山小屋の裏側から登山道へと。



AM10:50 弥山到着。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











まだ時間が早いのか、トンネル西口から登ってくる登山者も少ないようだ。

ベンチでランチを取り、足の休息も兼ねる。

AM11:20 再スタート。

時間もまだ早いようだし、八経ヶ岳を越えて明星ヶ岳からレンゲ道を辿っていこう。

山頂付近はそろそろ紅葉が始まってきた様相だ。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした












杉苔も美しい。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした













AM11:45 八経ヶ岳1915m

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした












山頂から見るとだいぶ雲も出てきているようだ。

大普賢岳も少し霞んでいるようかな。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした











ここから明星ヶ岳へと下って行く。

このルートは初めてだが、弥山や八経ヶ岳の眺めがいい。


大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










杉苔の上に紅葉した落ち葉をトッピングしてみた。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした






大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした







大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした









AM12:45 狼平との分岐通過



PM1:20 金引尾根への分岐通過

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした










PM2:50 登山口へ戻ってきた。

大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした







約10:30のコースタイム(迷岳~弥山は推定)を休憩込みの9:30で帰ってきた。

ただ、今回は最近の膝の調子がいいことに、トレッキングポールを使わずに

登り降りしていたのだが、金引尾根での下りで久しぶりの膝痛。

両膝とも痛みだしたのであった。無理と過信は禁物である。


ソロでの双門コースチャレンジであったが、

いつも以上に慎重になりながらも楽しくいいペースで歩けのであった。

弥山の山頂付近以外での、途中のルート上で出会ったのはたったの二人。

自分のペースで楽しめた一日。

たまにはこんな山歩きもいいもんだ。



同じカテゴリー(弥山 双門コース)の記事画像
久しぶりの大峰 久しぶりの双門コース
同じカテゴリー(弥山 双門コース)の記事
 久しぶりの大峰 久しぶりの双門コース (2016-06-08 21:22)

この記事へのコメント
^_^
良い天気に恵まれて良かったですね〜

僕等は翌24〜25けっこう雨風にやられちゃいました(・・;)

膝ですが、僕もこの数年は調子良いんですけど楽なルートとわかってる場合でもポール無しで歩く事は逆にしないようにしてます。

ポールが邪魔になる事はあるんですが、今回のtekapoさんのように調子が良いからポールを使わず歩いてて下山中に痛みを感じてしまうのは、普段から、かなり負担が掛かってるんだけどまだギリギリ痛みが出なかっただけだと思います。

出来るだけポールは補助に使った方が良いでしょうね!
特に降りが長いか歩き難い時は…………(^_^)
Posted by bp-hiro at 2014年10月01日 11:13
bp-hiroさん  毎度です。

24日~25日は場所によっては結構降りましたもんね。
今年は私も台風にはよく当たってます。

膝、銚子がいいからとついつい油断するとだめですね。
やはりギリギリのところで限界近くまできているんでしょうか。
まだまだ根本的な改善とはなっていないんでしょうね。
テーピングをしている時も、ポールを使っている時も
まずは膝の使い方をしっかりと意識しないといけないですね。
Posted by TekapoTekapo at 2014年10月01日 21:44
tekapoさん、こんにちは~!

重厚感のある写真からは、奥深い静かな雰囲気が伝わってきます~。
ソロ山行は、孤独と自由が紙一重だと思うんですけど、その感覚に
ハマるんですよね。笑

余談ですが、白山の紅葉が例年より早く、今が見頃になっているようです。
Posted by おかん at 2014年10月02日 15:37
おかんさん  毎度です~ いつもコメントありがとうございます!

大峰の深い谷の様子が伝わりましたでしょうか。
ここは幽玄なる光景が広がっていて、独りで歩いていると
神聖な気持ちにもなれます。

ソロ山行、独りでいると山からの刺激に
5感が研ぎ澄まされていくように感じます。
今目の前にある山の全てを見て、山のことだけを考えて、
歩いている自分がいます。
日ごろ街中にいて、鈍った感性を、こうして独り山に入り、
五感を磨いていく・・・  その感覚にハマるんでしょうね。

って、カッコいいことを書いてみました(笑)


白山の紅葉、そうなんですよね。実は今度の日曜日に
白山へ行く予定だったのですが、あいにくの雨模様?
中止の可能性大です・・・涙
来年こそは紅葉の白山へ行っていたいなぁ~
Posted by TekapoTekapo at 2014年10月02日 17:38
双門コース、梯子が懐かしい感じです^_^
ガッツリ行かれましたね~

そして、なかなかご一緒出来ずすみません。
5日も雨っぽいですね。。。もう来月は雪山シーズンに突入で早いものです。

以前ごココで一緒した時は私はかなり膝が痛んだ記憶があります。
帰りの下りが急ですものね。
最近はトレランシューズに代えて下りでもほぼ膝の痛みは出なくなりました。
荷物が軽いこともあると思いますが、1Dayで30kmくらいなら大丈夫です。
下りは歩くより走ったほうが、私の場合は膝痛にならず快調なんです。
不思議なものですが、やはり下り斜面に対して前傾姿勢が取れているのかなと思ったりします。
以前登山靴だと足の裏も痛かったのですが、今はほぼ皆無になりました。
50L、20kgまでのザックならローカットトレランシューズで行けそうな気がするのですが、そんなガッツリも行く機会がありませんけれど・・・
Posted by かつお at 2014年10月03日 23:43
カツオさん 毎度です。
初めてこのコースをカツオさんと歩いた時は二人して膝痛に悩まされていましたね。あれからカツオさんもみるみるパワーアップし、脚の筋力もついて、正しい歩き方を習得されたんでしょうね。最近の歩きっぷりを拝見しているとそう思います。

紅葉が終わると雪の季節ですね。今シーズンも新しいスノーアイテムをゲットされたことでしょうか。楽しみです。昨シーズン行けなかった白馬三山も行ってみたいですね。
Posted by tekapo at 2014年10月05日 21:30
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
大峰双門コースから迷岳稜線を経て弥山へ 静かな山歩きでした
    コメント(6)